Wan 2.6プロンプトガイド:AI動画生成を使いこなす方法
Wan 2.6 の特徴は、従来のAI動画モデルと違い、長時間の動画でも品質が安定し、水や光の表現が自然なことです。難しい話は抜きにして、まずは実力を試してみましょう。

クイックスタート|今すぐ試せる3つの神プロンプト
以下の手順で、Wan 2.6をすぐに体験できます。
1. Wan 2.6公式サイトを開き、左側の「Generate」をクリックします。
2. 下のプロンプトをそのままコピーしてプロンプト欄に貼り付けます 。
3. 作成ボタンを押して開始します。
1. マルチショット:映画のようなカット割り
1本の動画内で「目のアップ」から「都市の全景」へカメラが切り替わる、映画的な演出を一発で生成します。
プロンプト:
Cinematic sequence, starts with an extreme close-up of a blue eye opening, then cuts to a wide shot of a futuristic city skyline at dawn, lens flare, high budget movie look, seamless transition.
映画のようなシーケンス、青い目が開く超クローズアップから始まり、夜明けの未来都市のスカイラインのワイドショットにカット、レンズフレア、高予算映画のルック、シームレスな移行
2. 環境シンクロ:雷雨と波の物理表現
Wan 2.6は音と映像をセットで理解するため、こうした環境音を想起させる映像の生成が得意です。
プロンプト:
Heavy thunderstorm at night, dark ocean waves crashing against jagged rocks, lightning strikes illuminating the scene, heavy rain pouring, 4k realistic, ominous atmosphere.
夜の激しい雷雨、ギザギザの岩に打ち付ける暗い海の波、シーンを照らす落雷、激しく降り注ぐ雨、4kリアリスティック、不吉な雰囲気。
3. 長尺トラッキング:15秒間の一貫性テスト
15秒間歩き続けても、宇宙服のデザインや人物が変わらないかを確認します。
プロンプト:
15-second tracking shot, a female astronaut walking on Mars, red dust swirling, camera follows from the side, her space suit details and helmet reflections remain consistent throughout the walk, photorealistic.
15秒間のトラッキングショット、火星を歩く女性宇宙飛行士、渦巻く赤い砂塵、カメラは横から追跡、彼女の宇宙服のディテールとヘルメットの反射は歩行中ずっと一貫している、フォトリアル。

Wan 2.6プロンプトの書き方:3つの「材料」を入れるだけ
Wan 2.6動画プロンプトは難しくありません。料理のレシピのように、以下の3つの材料を順番に入れるだけで、誰でもプロ並みの映像が作れます。
① メイン食材(被写体 + 物理)
「何が映っているか」だけでなく、「その重さや材質」まで伝えるとAIは失敗しません。
❌ NG:Robot walking(ただのロボット)
✅ OK:Giant rusty steel robot, heavy footsteps(巨大で錆びた鋼鉄のロボット、重い足取り)
ポイント:Wan 2.6は物理法則を理解するため、「Heavy(重い)」と書くだけで、ドシンドシンという重量感のある動きを生成してくれます。
② 調理法(カメラワーク)
AIに「どう撮るか」を指示します。映画用語を使うと効果的です。
● Tracking shot(追跡):主人公を追いかける
● Low angle(ローアングル):下から見上げて迫力を出す
● Drone shot(ドローン):空からダイナミックに撮る
③ 味付け(光と環境)
映像の雰囲気は光で決まります。
● Cinematic lighting:映画のようなドラマチックな照明
● Volumetric fog:空間に奥行きを出す霧
● Golden hour:夕暮れの美しい光
【補足】I2V(画像から動画)のコツ
Wan 2.6 で画像から動画を作る場合、元の画像の品質が重要です。指が6本あったり、背景が歪んでいる画像を動画にすると、ミスが目立ちます。動画にする前に、画像生成AIで完璧な画像を作りましょう。
Wan 2.6動画生成プロンプト実例集:目的別10選【コピペOK】
ここからは、作りたい映像のタイプに合わせて使える応用プロンプトです。モデルの限界や得意分野を知るベンチマークとしても最適です。
以下のプロンプトは、そのままコピー&ペーストで使用できます。
▮【物理・質感】リアルさを追求
CMや実写映像を作りたい人向け。水や光の表現力を試します。
①レンダリング検証(果物と水)
水がゼリーのようにならず、気泡のひとつひとつが鮮明に描かれるかチェックします。半透明な素材のテストに最適です。
プロンプト:
Macro shot of a fresh lemon slice dropping into sparkling water, high speed photography, air bubbles rising, detailed pulp texture, backlit by sunlight, 8k resolution, refreshing atmosphere.
炭酸水に落ちる新鮮なレモンスライスのマクロ撮影、高速度撮影、上昇する気泡、詳細な果肉の質感、太陽光による逆光、8k解像度、爽やかな雰囲気。
②流体物理(商品CM風)
高級感のあるCM映像。光の屈折や、液体の飛び散る様子が物理的に正しいかを確認します。
プロンプト:
Luxury perfume bottle spinning in the air, golden liquid splashing around it, slow motion, refraction, studio lighting, water droplets freezing.
空中で回転する高級香水瓶、周囲に飛び散る金色の液体、スローモーション、屈折、スタジオ照明、静止する水滴。
▮【動き・カメラ】ダイナミックな映像
アクションやスポーツ向けです。激しい動きでも崩れないか試します。
③ダイナミクス(パルクール)
高速で動く人体のテスト。ジャンプ中に手足が増えたりしないかを確認します。
プロンプト:
Professional parkour athlete jumping between rooftops, dynamic low angle, motion blur, debris flying, 60fps fluid motion, cinematic color grading.
屋根の間を飛び移るプロのパルクールアスリート、ダイナミックなローアングル、モーションブラー、飛び散る瓦礫、60fpsの滑らかな動き、映画のようなカラーグレーディング。
④カメラ制御(FPVドローン)
高速移動しても画面端の景色が「溶け」ないか、空間の整合性を確認します。
プロンプト:
FPV drone shot, flying fast through a narrow canyon, river below, rock textures, banking left, speed ramping, immersive perspective.
FPVドローンのショット、狭い峡谷を高速飛行、眼下の川、岩の質感、左に旋回、スピードランプ、没入感のある視点。
▮【物語・感情】心揺さぶる演出
⑤長編ナラティブ(宇宙飛行士)
5秒以上の動画にした時、宇宙服のデザインが勝手に変わったり、モーフィングしたりしないか確認します。
プロンプト:
A lone astronaut walking on Mars surface towards a giant monolith, wide shot, dust storms, camera tracking forward strictly, consistent character suit.
巨大なモノリスに向かって火星の表面を歩く孤独な宇宙飛行士、ワイドショット、砂嵐、カメラは厳密に前進トラッキング、一貫したキャラクタースーツ。
⑥感情表現(老人の表情)
悲しみから安堵へ、感情の変化が自然につながっているかを確認します。
プロンプト:
Cinematic medium shot, elderly man reading a letter, hands trembling slightly, a single tear rolling down cheek, expression changing from sorrow to relief.
映画のようなミディアムショット、手紙を読む老人、わずかに震える手、頬を伝う一筋の涙、悲しみから安堵へと変わる表情。
▮【スタイル・実験】表現の幅を広げる
⑦アニメスタイル(新海誠風)
3Dモデルっぽくならず、手書きアニメのような「2Dルック」が維持できているかを確認します。
プロンプト:
Anime style, Makoto Shinkai aesthetics, shooting star crossing a purple night sky, vibrant colors, lens flare, highly detailed clouds, 2D animation look.
アニメスタイル、新海誠の美学、紫の夜空を横切る流れ星、鮮やかな色彩、レンズフレア、非常に詳細な雲、2Dアニメーションのルック。
⑧建築タイムラプス(光の論理)
時間の経過に伴う影の動きが、太陽の位置変化と論理的に合っているかを確認します。
プロンプト:
Modern minimalist living room, timelapse video, sunlight shadows moving across the floor and furniture, day turning into evening, photorealistic.
モダンミニマリストのリビングルーム、タイムラプス動画、床や家具の上を移動する太陽光の影、昼から夕方への変化、フォトリアリスティック。
⑨サイバーパンク(多層的な光)
雨、ネオン、霧など複数の要素が重なっても画面が破綻せず、空間の奥行きを感じられるか試します。
プロンプト:
Cyberpunk street level, heavy rain, neon lights reflecting on wet pavement, volumetric fog, steam rising from vents, people with umbrellas.
サイバーパンクのストリートレベル、激しい雨、濡れた路面に反射するネオンライト、ボリュームフォグ、通気口から立ち上る蒸気、傘をさす人々。
⑩テキスト生成(実験的機能)
動画内の文字生成能力を試します。「FUTURE」の文字が正しく読めるかチャレンジしてみましょう。
プロンプト:
Neon sign on a brick wall flickering the word "FUTURE", electrical sparks, dark alley, cinematic lighting.
レンガの壁にあるネオンサインが「FUTURE」という単語を点滅させている、電気火花、暗い路地、映画のような照明。
Wan 2.6動画を透かしなしで作成・保存する方法【SeaArt活用】
SeaArt AIを使えば、たった3ステップで、プロ並みの動画をウォーターマークなしで保存できます。
ステップ1:ツールを開いてモデル選択
まずSeaArt AIの動画生成ページを開き、モデル一覧から「Wan 2.6」を選択します。

💡 ポイント:SeaArtには動画生成だけでなく、Wan 2.6の画像生成モデルも搭載されています。動画生成の前に、同じWan 2.6でベース画像を作っておくと、世界観が統一された高品質な作品になります。
ステップ2:プロンプトを入力
プロンプト入力欄に、先ほどの「プロンプト実例集」から好きな呪文をコピーして貼り付けます。設定に迷ったら、まずはデフォルトのままでOKです。

ステップ3:生成・保存
「創作」ボタンを押し、数秒待ちます。完成した動画は、右上のダウンロードボタンから保存できます。
SeaArtなら、生成された動画にはウォーターマークが一切入りません。そのままSNSやYouTubeの素材として自由に使えます。
🙌補足:SeaArtの動画モデルライブラリには、Wan 2.6以外にも「SeaArt Film Video」や「SeaArt Ultra Pro」など、多数の動画生成AIモデルが揃っています。作りたい映像に合わせて、自由にモデルを切り替えて試してみてください。もっと見る>>
まとめ
この記事では、Wan 2.6のプロンプトの書き方や、すぐに使える目的別プロンプト集、そしてSeaArt AIを使ってウォーターマークなしで動画を作成する手順を紹介しました。
高価なPCや難しい設定は一切不要です。SeaArt AIなら、ブラウザからアクセスするだけで、誰でも最新のWan 2.6をフル活用できます。
ぜひプロンプトをコピーして、動画作りを始めてみてください。





