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Wan 2.6とWan 2.5:主な変更点と違いを比較

杉野 りんご
3 分で読める
Wan 2.6では、15秒までの動画生成に対応し、複数カットを組み合わせたストーリーテリングや、キャラクター表現の一貫性向上が実現しました。本記事では、Wan 2.5との違いや、どちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。

AlibabaのWan 2.5は2025年9月下旬にリリースされたばかりですが、早くもWan 2.6が登場しました。小さなアップデートなのか、それとも乗り換える価値があるのか、迷っている方も多いかもしれません。

結論から言うと、差は想像以上に大きいです。

Wan 2.5とWan 2.6の違い

Wan 2.6は最大動画時間を15秒(2.5は10秒)に拡張し、マルチショットのストーリーテリング(2.5はシングルショットのみ)に対応します。

さらに、音声クローン付きの動画リファレンス生成(2.5はテキスト/画像入力のみ)も追加されています。どちらが合うかは、あなたが重視する「速度・安定性」と「表現力・一貫性」のバランス次第です。

Wan 2.6とWan 2.5:早わかり比較表

詳細に入る前に、まずは要点を整理します。この表で、2つのモデルの違いがひと目で分かります。

機能Wan 2.5Wan 2.6
最大動画時間10秒15秒
マルチショットのストーリーテリングなし(シングルショットのみ)あり(自然なシーン切り替え)
入力タイプテキスト→動画、画像→動画テキスト→動画、画像→動画 + 動画リファレンス
音声・映像の同期標準の音声生成同期品質の強化 + ボイスクローン
用途短時間の制作、実績のある安定性複雑な物語、キャラクター一貫性

Wan 2.6とWan 2.5:実際に何が変わったのか?

ここからは、Wan 2.6のアップデートが制作フローに何をもたらすのかを、ポイントごとに整理して見ていきます。

変更点1:最大動画時間が10秒→15秒に

Wan 2.6動画:1回の生成で最大15秒

Wan 2.5動画:最大10秒

追加された5秒は、「商品を見せるだけ」から「流れのある見せ方」へ変える余白になります。

例えば:導入ショット → アクション → 結果

商用用途(広告、解説クリップ、ブランド動画)では、Wan 2.6なら急ぎ足に見せずにテンポを組み立てやすくなります。Wan 2.5は、すべてを10秒に収める工夫が必要です。

Wan2.6最大動画時間が10秒を15秒に変更

変更点2:マルチショット(ショット分割)に対応

Wan 2.6:プロンプトを複数のカメラアングルに自動で分割し、キャラクターの一貫性も維持

Wan 2.5:シングルの連続ショットのみ

例:キャラクターがカフェに入り、コーヒーを注文して、座る

🙌Wan 2.6の場合は

  • ショット1:入店するキャラクターをワイドで捉える
  • ショット2:カウンターで注文する場面をクローズアップ
  • ショット3:コーヒーを持って座る場面をミディアムで見せる

🙌Wan 2.5の場合はすべてを1つの連続ショットに詰め込む形になりやすく、ミディアムアングルでカメラ固定、キャラクターが常にフレーム内にいる構図になりがちです。

見た目の印象としては、Wan 2.6はシネマティック寄り、Wan 2.5は監視カメラ映像のように見えやすい、という傾向があります。

Wan 2.6ではmulti_shotsパラメータを切り替えることで、この「マルチショットにするかどうか」を設定できます。

変更点3:参照動画の入力に対応(テキスト/画像に加えて)

Wan 2.6:テキスト+画像+動画リファレンス(外見・動き・声)

Wan 2.5:テキスト+画像のみ

ここが最大の差です。

Wan 2.5では、キャラクターをテキストで説明するか、静止画像で提示する必要があります。

Wan 2.6では2~30秒の動画をアップロードでき、モデルはそこから外見・動きのパターン・声の特徴を抽出します。

プロンプト:キャラクター1がキッチンでパスタを作っている

  • Wan 2.6:リファレンス動画と同じ人物が、キッチンでパスタを作る動画を生成
  • Wan 2.5:テキスト説明に沿った人物を生成するため、生成のたびに見た目が変わる可能性がある

Wan 2.6の動画リファレンスでできること:

  • 人間、漫画キャラクター、ペット、オブジェクトに対応
  • 複数キャラクターのシーンでは、最大2つの動画リファレンスに対応
  • リファレンス動画に音声があれば、ボイスクローンに対応
  • リップシンクの強化と、自然な声の質感

複数シーンにまたがるキャラクターの一貫性という点では、Wan 2.6の動画リファレンスは、Wan 2.5の画像ベースのアプローチよりも一貫性を保ちやすくなります。

Wan 2.5とWan 2.6:それぞれを使うべき場面

ここまでが主な変更点です。続いて、制作の目的別に「どちらを選ぶべきか」を整理します。

Wan 2.5を選ぶべきとき

wan 2.6 ホームページ

● 10秒未満の動画:SNSコンテンツ(Instagram Reels、TikTok、ストーリーズなど)の多くはこの範囲に収まります。

● シングルショットのシンプルさ:商品紹介やループアニメーションなどは、複数カットより「まとまりのある1ショット」のほうが向く場合があります。

● 速度が重要:Wan 2.5のほうが生成が速く、大量生成では差が効いてきます。

● 安定性を重視:Wan 2.5は実運用で使われてきた分、出力が読みやすく、意外性が少なめです。

Wan 2.6を選ぶべきとき

● シネマティックなマルチショットシーケンス:アングル間のカットやシーン遷移を入れたい場合は、Wan 2.6が向きます(Wan 2.5では難しい領域です)。

● シーンをまたぐキャラクター一貫性:アニメシリーズやブランドマスコットなどでは、Wan 2.6の動画リファレンスで同じキャラクターを保ちやすくなります(Wan 2.5はブレやすいです)。

● ボイスクローンとリップシンク:会話中心のプロジェクトでは、Wan 2.6の強化された音声同期の恩恵が大きくなります。Wan 2.5は基本的な同期です。

両方を併用する場合:現実的な使い分け

どちらか一方に絞る必要はありません。ラフ作成や大量生成はWan 2.5、Wan 2.5にない強み(キャラクターの一貫性、マルチショットシーケンス、ボイスクローン)が欲しい場面ではWan 2.6――こんな感じで使い分けるのが現実的です。

速度を重視する場合はWan 2.5、表現や一貫性を重視する場合はWan 2.6を使うと良いです。

両方をうまく使い分けることで、制作の負担を減らしながら、狙いたい部分でクオリティを上げやすくなります。

⭐両モデルをまとめて使いたいなら、SeaArt AIで対応できます。同一プロジェクト内でWan 2.5とWan 2.6を切り替えられるほか、よくある作業を楽にするコミュニティ製ツールも利用できます。

SeaArt AI Wan 2.6を提供

よくある質問

Wan 2.6とWan 2.5の主な違いは何ですか?

大きな違いは、できることの幅です。Wan 2.6は最大動画時間を10秒から15秒に拡張し、シーン遷移を備えたマルチショットのストーリーテリングに対応します。

さらに、動画リファレンス入力(2.5はテキスト/画像のみ)を追加し、ボイスクローンを含む音声・映像同期も強化されています。

Wan 2.6の動画リファレンス生成とは何ですか?

動画リファレンス生成は、短い動画(2~30秒)をテキストプロンプトと併せて入力し、新しい動画を生成できる機能です。

Wan 2.5との違い:Wan 2.5では、テキストプロンプトや静止画像を使って動画を生成します。Wan 2.6では動画入力が追加され、外見・動き・声などをまとめて参考にしながら新しい動画を作れるようになりました。

仕組み:

①リファレンス動画(MP4またはMOV)をアップロードする

②モデルが顔の特徴、体の比率、声を抽出する

③「キャラクター1が[動作]をしている」のようにテキストで指示すると、モデルが新しい動画を生成する

複数キャラクターのシーンでは、同時に最大2つの動画を参照できます。ボイスクローンを使う場合は、リファレンス動画に音声が含まれている必要があります。

Wan 2.5とWan 2.6の両方にアクセスするにはどうすればいいですか?

Alibabaのモデルスタジオ(公式API)または、両方を統合して提供しているプラットフォームからアクセスできます。

SeaArt AIは、よりシンプルなインターフェースで両モデルを提供しています。例えば以下が可能です:

🔸 Wan 2.5を直接、またはコミュニティツール経由で使用する

🔸 動画作成ページでWan 2.6に切り替える【👉今すぐ無料体験

🔸 同一プロジェクト内で両方を並べてテストする

メリット:APIのセットアップ不要で、コミュニティのワークフローにもアクセスできます。

結論

では、Wan 2.6とWan 2.5はどちらを選べばいいのでしょうか?

結局、作りたいもの次第です。

 ● 15秒の動画や複数カットを使ったストーリーテリング、シーンをまたぐキャラクターの一貫性が必要なら、Wan 2.6がおすすめです。

 ● 10秒未満のSNS向け短尺クリップで、速度を重視する場合は、Wan 2.5で十分対応できます。

両方を組み合わせて使うのも有効です。例えば、ラフ作成はWan 2.5で行い、仕上げや高精度な表現が必要な場面だけWan 2.6に切り替える、といった使い方です。シンプルな制作は2.5を使い続け、上級機能が必要なときだけ2.6を活用するのも便利です。

また、両モデルに簡単にアクセスしたい場合は、SeaArt AIが便利です。Wan 2.6とWan 2.5に加え、Wan 2.2、Wan 2.1、Nana Banana Proなど主要な動画モデルも1つのプラットフォームで利用可能です。モデルを切り替えながらいろいろ試せるので、APIを行き来せずにコミュニティのワークフローも活用できます。

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