GPT Image 2とSeedance 2.0の組み合わせで最強のAI動画を作る完全ガイド
AI動画を作るうえで大切なのは、見た目の一貫性と動きの自然さです。キャラクターの顔や服装が途中で変わったり、動きが不自然だったりすると、動画全体の完成度は大きく下がってしまいます。
そこでおすすめなのが、最初から動画を一気に生成するのではなく、まず画像でキャラクター・背景・構図を固め、その後に動画化する進め方です。
この流れと相性がいいのが、GPT Image 2とSeedance 2.0の組み合わせです。 GPT Image 2でキャラクター、背景、構図、文字を整え、Seedance 2.0でその画像に自然な動きを加えていきます。

この記事では、GPT Image 2とSeedance 2.0を使ったAI動画の作り方を2つ紹介します。
- 1つ目は、絵コンテ画像から一気に動画化する方法。
- 2つ目は、シーンごとの参照画像を使って、より細かく制御する方法です。
実際に使えるプロンプト例も掲載しているので、そのまま試しながら手順を確認できます。
GPT Image 2 x Seedance 2.0が使いやすい理由
GPT Image 2は、プロンプトの指示が反映されやすい画像生成モデルです。
特定のポーズや服装、背景を指定してキャラクターを作りたい場合でも、狙った見た目に寄せやすいのが特長です。文字の描写や細部の表現に加え、複数枚生成しても顔の一貫性が保たれやすい点も強みです。

一方のSeedance 2.0は、画像から動画を作る工程で力を発揮する動画生成モデルです。自然な動き、なめらかなカメラワーク、シネマティックな雰囲気を出しやすく、最初の1枚とプロンプトを整えておけば、大幅な編集を加えなくても見栄えのよい動画に仕上げやすくなります。

つまり、GPT Image 2が「見た目」を整え、Seedance 2.0が「動き」を作る役割です。画像生成と動画生成を分けて考えることで、各シーンの見た目を確認しながら進めやすくなります。
始める前に用意するもの
このワークフローで使うのは、次の3つです。
- SeaArt AIアカウント
- ChatGPTアカウント
- CapCutなどの動画編集ツール
SeaArt AIでは、GPT Image 2とSeedance 2.0の両方を利用できます。 ストーリー設計やプロンプト作成は、ChatGPTを使うと整理しやすくなります。
最終的に、尺の微調整、トランジション、音楽、ナレーション、字幕を加える場合は、CapCutなどの編集ツールに取り込むと仕上げやすくなります。
ChatGPT Plusを利用している場合は、ChatGPT内でGPT Image 2の画像生成も可能です。 Plusでなくても、SeaArt AI上でGPT Image 2を使えば同じ流れで進められます。
方法1:絵コンテ画像を参照して動画にする
1つ目は、スピード重視の進め方です。
まず、複数シーンを1枚にまとめた絵コンテ画像をGPT Image 2で作成します。その画像をSeedance 2.0に参照画像として渡し、全体の流れをそのまま動画化します。
この方法は、1カットごとの厳密な制御よりも、テンポや勢いを優先したい場合に向いています。アクション動画、モンタージュ、SNS向けの短尺ティザーで使いやすい手法です。
ChatGPTでストーリーを作る
まずは、動画全体の流れを決めます。
細かく設計したい場合は、ChatGPTにストーリーをパネル単位で分割してもらい、各パネルの動き、ポーズ、カメラアングルまで整理しておくと便利です。
ただ、毎回そこまで細かく書く必要はありません。GPT Image 2もSeedance 2.0も、短めのプロンプトでも意図をある程度くみ取ってくれます。今回の例もシンプルですが、絵コンテとして十分に使えます。
GPT Image 2で絵コンテを作る
SeaArt AIのGPT Image 2生成画面を開きます。ここでは、1枚の画像の中に複数パネルの絵コンテを作るプロンプトを使います。
プロンプト例:
Create a storyboard in a 3×3 grid format. anime style. A dark-themed anime fighting girl, holding a large sword and fighting against a cyborg robot.

GPT Image 2は、3×3のグリッド画像を生成します。それぞれのパネルに、アクションの異なる段階が描かれます。1回の生成でまとめて作るため、全体の画風をそろえやすいのが利点です。
絵コンテを動画にする
次に、作成した絵コンテ画像をSeedance 2.0の動画生成画面に読み込みます。

参照画像としてアップロードし、動きの内容をプロンプトで指定します。
プロンプト例:
Transform this 3x3 storyboard image into a 15-second fast-paced cinematic video. A female warrior battles a giant cyborg through sequential fight stages, dust swirls in ruined city, dark energy crackles around them.
Seedance 2.0は、絵コンテ内の各パネルを連続した流れとして解釈し、ストーリーに沿った動画を生成します。フレーム単位の厳密な制御よりも、全体の勢いや映像インパクトを重視したい場合に使いやすい方法です。
方法2:参照画像と1つのプロンプトで動画を作る
2つ目は、もう少し細かく制御したい場合に向く方法です。
絵コンテ画像を1枚そのまま渡すのではなく、シーンごとの最初のフレームを個別の参照画像として用意します。それらをSeedance 2.0の参照画像から動画生成モードにアップロードし、@画像タグを使って各シーンの動きを1つのプロンプトで指定します。
準備には少し時間がかかりますが、シーンごとの構図や動きをコントロールしやすくなります。商品紹介動画や、カットごとの見せ方が重要なストーリー動画に向いています。
GPT Image 2で参照画像を作る
参照画像がまだない場合は、ChatGPTにシーン内容を説明して、画像生成用のプロンプトを作ってもらうと進めやすいです。
おすすめは、複数パネルを1枚にまとめた絵コンテグリッドとして生成する方法です。1回の生成で複数シーンを作ることで、人物の顔、服装、背景の一貫性を保ちやすくなります。
SeaArt AIのGPT Image 2生成画面で、次のようなグリッド用プロンプトを使います。
2x2のストーリーボードグリッド、連続した物語シーケンス、全パネルで同一人物・同一環境、外見の変化なし。
パネル1:テーブルの上に透明なガラス製ケトルを置く。背景はモダンで清潔感のあるオープンキッチン。まだ人物は写さない。落ち着いた雰囲気。
パネル2:同じシーン。左側から20代後半のアジア系女性が入ってきて、ケトルを見ながら歩いている途中の動き。自然なモーション。
パネル3:同じシーン。女性がテーブルの近くに立ち、両手で透明なガラスケトルをやさしく持ち上げる。視線はケトルに集中。
パネル4:同じシーン。女性が両手でケトルを持ち、カメラに向かって少し前に差し出す。視線がケトルからカメラへ移る。
若いアジア系女性、20代後半、暗めの髪を後ろでまとめる、ナチュラルメイク、ベージュ系のミニマルなホームウェア、細身、穏やかな表情。
モダンなオープンキッチン、白い大理石カウンター、ニュートラルトーン、窓から入る柔らかな自然光。
シネマティック写真表現、50mmレンズ、浅い被写界深度、超写実、高精細、クリーンな美観。
キャラクターデザインの一貫性、ライティングの一貫性、構図の一貫性、人物変更なし、衣装変更なし、シーン変更なし。

グリッド画像ができたら、それぞれのパネルを切り抜いて、別々の画像として保存します。
Seedance 2.0で動画を生成する
Seedance 2.0を開き、参照から動画生成モードに切り替えます。切り抜いた参照画像をすべてアップロードします。

そのあと、@画像タグを使って、各シーンの動きを1つのプロンプトで指定します。
@画像1 清潔感のあるキッチンのテーブル上に透明なガラスケトルが置かれている。ガラスにはやわらかな自然光の反射。落ち着いた雰囲気。 @画像2 女性が左側から入ってきて、ケトルを見つめながらゆっくり近づく。動きは自然。カメラはわずかに追従。 @画像3 女性が両手でガラスケトルをやさしく持ち上げる。ゆっくりとなめらかな動き。丁寧に扱う所作。ガラス表面の反射が繊細に変化。 @画像4 女性がケトルをカメラに向かって少し前に差し出す。視線がケトルからカメラへ移る。
1つのプロンプトで、4つのシーンをまとめて指定できます。Seedance 2.0は、それぞれの@画像タグを対応する参照画像に紐づけて解釈し、シーンが自然につながる動画を生成します。
動画編集ツールで仕上げる
Seedance 2.0で出力した動画は、すでにシーンがつながった状態になっています。
そのまま使ってもいいですが、CapCutなどの動画編集ツールに読み込むと、より仕上げやすくなります。不要な部分を短くしたり、場面のつなぎを整えたり、音楽やナレーション、字幕を加えたりできます。
GPT画像2 x Seedance 2.0でAI動画をきれいに仕上げるコツ
GPT Image 2とSeedance 2.0を組み合わせるときは、画像生成と動画生成の両方で、指示の出し方が仕上がりを左右します。
画像プロンプトでは、まずキャラクターの一貫性を明示するのが基本です。
「同じキャラクター」「外見の変化なし」「キャラクターデザインを統一」のように明示すると効果が出やすく、見た目のぶれを抑えやすくなります。
何も書かなくても自動でそろう前提にしないことが大切です。

次に、目的に合ったワークフローを選びます。
絵コンテから動画化する方法はスピード重視で、アクション中心の動画と相性がよく、参照画像方式はシーンごとの構図や動きを細かく管理したい場合に向いています。
いきなり長尺を作るより、まず短いクリップで検証するのがおすすめです。
最初に1~2カットだけ試すと、画風のずれや動きの違和感に早い段階で気づけます。動画プロンプトでは、動きを具体的に書くほど精度が上がります。
「女性がケトルに向かって歩く」よりも、「女性がケトルを見つめながら、ゆっくり近づく」と書いた方が、Seedance 2.0に意図が伝わりやすくなります。
GPT Image 2×Seedance 2.0が向いているAI動画制作
GPT Image 2 × Seedance 2.0のワークフローは、次のような動画制作で特に使いやすい組み合わせです。
- 短編動画・アニメ風ストーリー
- 商品紹介動画
- SNS向けショート動画
- 解説動画
短編動画やストーリー性のある映像では、シーンをまたいでもキャラクターの見た目がそろっていることが重要です。
GPT Image 2で最初にデザインを固定しておくと、連続した映像としてまとめやすくなります。
- 商品紹介動画では、商品の位置や見せる角度を画像段階で決められるため、Seedance 2.0でカメラワークや動きを加えたときにも訴求点がぶれにくくなります。
- SNS向けコンテンツでは、発想から完成までの速度が重要です。
- 絵コンテ方式を使うと、短尺動画を比較的短時間で形にできます。
- 解説動画では、カットごとに見せる情報を整理しやすく、視聴者に順序立てて伝えたい内容と相性がいいのが強みです。
ほかの動画モデルや表現スタイルも試したい場合は、SeaArt AIの動画生成ページで用途に合うモデルを比較してみてください。
20265082まとめ
GPT Image 2とSeedance 2.0を組み合わせることで、見た目の設計と動きの設計を分けながら、AI動画を効率よく作れます。
GPT Image 2は、キャラクターやシーンの見た目を安定させる工程に強く、Seedance 2.0は、その画像に自然な動きやカメラワークを与える工程で力を発揮します。スピード重視で進めたい場合は、絵コンテ画像を参照して動画化する方法が有効です。 シーンごとに構図や動きを細かく調整したい場合は、参照画像と@画像タグを使う方法が向いています。
どちらの方法もSeaArt AI上で完結できるため、複数ツールを行き来せずに制作を進められます。
まずは短いシーンで試し、見た目の一貫性と動きのつながりを確認しながら調整していくのがおすすめです。






