昭和レトロなAI画像を作るには?雰囲気の出し方とプロンプトまとめ
昭和の日が近づくころになると、SNSでも昭和っぽい写真やレトロな投稿が目に入りやすくなります。派手なトレンドとは少し違うのに、なぜか足を止めて見てしまうんですよね。
たぶん、惹かれるのは祝日らしい賑やかさよりも、少し色あせた看板や、古い喫茶店の窓際みたいな、あの時代の空気です。見た瞬間に説明はいらないけれど、ちゃんと昭和を感じる。そんな一枚です。

ただ、昭和の日のイラストを素材サイトで探すと、文字や家電のアイコンを組み合わせたものが多くて、欲しい雰囲気とは少し違うこともあります。そこで今回は、昭和レトロな空気感をAI画像でどう作るかを、プロンプトの形でまとめてみます。
昭和レトロなAI画像は、まず何を見せたいかで決まる
昭和レトロの画像を作るときは、最初に画風を決めるよりも、何を見せたいかをはっきりさせた方がまとまりやすいです。昭和っぽさは、細かい小物や色味だけで出るものではなく、画面の主役が何かでかなり変わります。
同じ昭和レトロでも、夕暮れの商店街を見せたいのか、純喫茶の静かな時間を見せたいのか、人物の服や髪型を主役にしたいのかで、書くべきプロンプトは変わってきます。先に方向を決めておくと、AIに余計な要素を足されにくくなります。
① 街並みや路地裏
昭和らしい空気を出しやすいのは、やはり街並みです。細い路地、古い看板、電柱、少し色の褪せた商店街。このあたりは、一枚の中に時代感をまとめやすいモチーフです。
特に、夕方の商店街や雨上がりの路地裏は、昭和レトロの画像と相性がいいです。人物を入れなくても空気が出やすいので、最初の一枚にも向いています。
② 純喫茶や室内
昭和レトロで人気が出やすいのは、純喫茶や室内の一角です。赤いソファ、木のテーブル、クリームソーダ、ブラウン管テレビ、レースのカーテン。こうした要素が入ると、それだけで時代の雰囲気がまとまってきます。
室内の画像は、街並みよりも画面を整理しやすいです。ごちゃつきすぎず、見せたいものを決めやすいので、ブログのアイキャッチやSNS投稿にも使いやすいと思います。
③ 人物を主役にする
人物を中心にした昭和風の画像は、見た人の印象に残りやすいです。昭和の少女、学生服、買い物帰りの女性、駅前に立つ若者。服装や髪型を少し整えるだけで、現代の人物写真とは違う雰囲気が出ます。
人物を主役にするときは、背景まで欲張りすぎない方が自然です。路地や喫茶店の窓際など、場所をひとつに絞ると画面が落ち着きます。
④ ポスター、広告風のデザイン
昭和レトロは、写真風やイラスト風だけでなく、ポスターや広告風の画像にも向いています。古い印刷物のかすれ、少しずれた色、手描きっぽい文字。こうした要素を入れると、昭和の広告らしい見え方になります。
SNS用のカバー画像やブログの見出し画像を作るなら、この方向もかなり使いやすいです。実景よりも情報を整理しやすいので、文字を入れたいときにも相性がいいです。
昭和レトロなAI画像は、何をどう書くとそれらしく見えるのか
昭和レトロの画像は、単に古そうなものを並べるだけではまとまりません。時代感、被写体、質感、構図の四つを少し意識するだけで、かなりそれらしく見えてきます。

①年代感
昭和といっても長いので、ざっくりしすぎると画面がぼやけます。昭和30年代なのか、40年代なのか、70年代なのか。そこを少し寄せるだけで、看板や服装、色味の出方が変わってきます。
迷ったときは、「1960年代の日本」や「1970年代の日本」のように年代を軽く入れると安定しやすいです。細かく決めすぎなくても、時代の目安があるだけでAIの迷いが減ります。
②被写体
何を中心に見せたいかは、はっきり書いた方がうまくいきます。商店街なのか、喫茶店のテーブルなのか、ブラウン管テレビなのか、学生服の女の子なのか。ここが曖昧だと、いろいろ入っているのに印象が弱い画像になりがちです。
昭和レトロの画像は、小物が多い方が雰囲気は出ますが、主役が分からなくなると印象が散ります。まず主役をひとつ決めて、その周りに小物を足すくらいで十分です。
③質感
昭和らしさを出したいなら、質感の指定はかなり大事です。フィルムの粒子、少し褪せた色、柔らかい室内光、古い印刷物のざらつき。こうした言葉が入ると、画面が急に今っぽくなくなります。
逆に、質感を何も書かないと、モチーフは昭和でも画面だけが妙に新しく見えることがあります。そこが惜しいところなので、写真風でもポスター風でも、質感は必ずひと言入れておきたいです。
④構図
構図は難しく考えなくても大丈夫です。近くで見せるのか、少し引いて見せるのかを決めるだけでも、かなり変わります。
たとえば、純喫茶ならテーブルの上を近めに切り取ると雰囲気が出やすいです。街並みなら少し引いて、看板や電柱が見えるようにした方が時代感がまとまりやすいです。人物を主役にする場合は、背景を入れすぎない方が見やすくなります。
そのまま使える昭和レトロAI画像のプロンプト例
ここからは、そのまま使える形でプロンプトをまとめていきます。
今回の作例は、すべてSeaArt AIのNano Banana 2モデルを使って作成しています。
街並み・風景のプロンプト
① 夕暮れの昭和商店街

A nostalgic Showa-era shopping street in Japan at dusk, old shop signs, narrow street, utility poles, warm glowing lights, faded colors, quiet evening atmosphere, 1970s Japan, cinematic composition, film grain, realistic photo style
昭和時代の日本のノスタルジックな商店街、夕暮れ時、古い看板、狭い通り、電柱、暖かく灯る明かり、色あせた色合い、静かな夕方の雰囲気、1970年代の日本、シネマティックな構図、フィルムグレイン、リアルな写真風
🤗夕方の空気を強めに出したいときに使いやすいプロンプトです。最初の一枚としてもまとまりやすいと思います。
② 雨上がりの路地裏

A narrow back alley in Showa-era Japan after the rain, wet pavement reflecting old neon signs, small houses, utility poles, nostalgic mood, soft warm light, faded colors, realistic photo, subtle film grain, retro atmosphere
雨上がりの昭和時代の日本の細い路地裏、濡れた路面に古いネオン看板が反射、小さな家々、電柱、ノスタルジックな雰囲気、やわらかく暖かい光、色あせた色味、リアルな写真、控えめなフィルムグレイン、レトロな空気感
🤗少し静かな雰囲気に寄せたいときに向いています。ネオンを入れても派手になりすぎず、昭和レトロの空気が残りやすいです。
純喫茶・室内のプロンプト
① 純喫茶の窓際とクリームソーダ

A cozy Japanese retro cafe from the Showa era, cream soda on a wooden table, red velvet sofa, soft daylight through the window, lace curtain, quiet nostalgic atmosphere, warm tones, film grain, realistic photo style
昭和時代の日本のレトロな純喫茶、木のテーブルの上に置かれたクリームソーダ、赤いベルベットのソファ、窓から差し込むやわらかな自然光、レースカーテン、静かでノスタルジックな雰囲気、暖色系のトーン、フィルムグレイン、リアルな写真風
🤗純喫茶らしい静けさを出したいときに使いやすいです。ブログのアイキャッチにも合わせやすい画面になります。
② 昭和の茶の間とブラウン管テレビ

A Showa-era Japanese living room, low wooden table, old tube television, patterned floor mat, warm indoor light, slightly faded colors, everyday family atmosphere, retro interior, realistic image, gentle film texture
昭和時代の日本の居間、低い木のテーブル、ブラウン管テレビ、柄のある床マット、暖かい室内照明、やや色あせた色合い、日常的で家庭的な雰囲気、レトロなインテリア、リアルな写真、やさしいフィルム質感
😊家の中の昭和感を出したいときに向いています。室内の小物が好きな人にはこちらの方が刺さるかもしれません。
人物を主役にしたプロンプト
① 学生服の女の子

A Japanese schoolgirl in Showa-era uniform standing on a quiet street, short bob haircut, nostalgic urban background, soft warm light, 1970s Japan, faded colors, realistic portrait, subtle film grain
昭和時代の学生服を着た日本人の女子学生、静かな街に立つ、ショートボブの髪型、ノスタルジックな街並みの背景、やわらかく暖かい光、1970年代の日本、色あせた色味、リアルなポートレート、控えめなフィルムグレイン
😊人物を主役にしつつ、背景にも少し時代感を残したいときに使いやすいです。SNSで見たときも目に入りやすい構図です。
② 買い物帰りのレトロファッションの女性

A woman in retro Showa-era fashion carrying a shopping bag, standing in front of an old Japanese storefront, warm evening light, nostalgic mood, faded color palette, realistic photo, retro street atmosphere
昭和レトロなファッションの女性、買い物袋を持っている、古い日本の店先の前に立つ、夕方の暖かい光、ノスタルジックな雰囲気、色あせたカラーパレット、リアルな写真、レトロな街の空気感
😊昭和っぽい服装を見せたいときに向いています。背景を商店街にしておくと、人物だけ浮く感じが出にくいです。
ポスター・広告風のプロンプト
① 昭和広告風ポスター

A vintage Japanese poster inspired by the Showa era, bold retro typography, limited color palette, slightly misaligned print, retro print texture, nostalgic advertising design, 1960s Japan, graphic poster style
昭和時代にインスパイアされた日本のヴィンテージポスター、太めのレトロなタイポグラフィ、限られた配色、わずかにズレた印刷、レトロな印刷テクスチャ、ノスタルジックな広告デザイン、1960年代の日本、グラフィックポスタースタイル
😊文字入りのビジュアルを作りたいときに使いやすいです。SNSのカバーや見出し画像にも合わせやすい方向です。
② ホーロー看板風デザイン

A Japanese enamel sign design inspired by the Showa era, weathered surface, retro typography, simple bold composition, faded red and blue colors, nostalgic commercial design, vintage print look
昭和時代風の日本のホーロー看板デザイン、風化した表面、レトロなタイポグラフィ、シンプルで力強い構図、色あせた赤と青、ノスタルジックな商業デザイン、ヴィンテージ印刷風
😊看板っぽい雰囲気を出したいときに向いています。少しラフな印刷感を残した方が、きれいすぎず自然です。
イラスト風で作りたいときのプロンプト
① 昭和少女マンガ風

A retro Japanese illustration inspired by Showa-era shoujo manga, expressive eyes, delicate linework, soft pastel colors, nostalgic mood, vintage paper texture, 1970s Japan
昭和時代の少女マンガにインスパイアされたレトロな日本風イラスト、印象的な大きな瞳、繊細な線画、やわらかなパステルカラー、ノスタルジックな雰囲気、ヴィンテージ紙のテクスチャ、1970年代の日本
🤗写真風ではなく、少しイラスト寄りにしたいときはこちらが使いやすいです。人物を可愛く見せたいときに向いています。
② 昭和の家電と小物のイラスト

A charming retro illustration of Showa-era Japanese household items, tube television, black rotary phone, radio, enamel kettle, warm nostalgic colors, vintage paper texture, clean composition
昭和時代の日本の家電や小物を描いたレトロで可愛らしいイラスト、ブラウン管テレビ、黒電話、ラジオ、ホーローケトル、暖かみのあるノスタルジックな色合い、ヴィンテージ紙の質感、すっきりした構図
🤗小物をまとめて見せたいときに便利です。記事の差し込みやサムネイルにも使いやすいと思います。
昭和感を強くする追記ワード
プロンプトが少し現代的に見えるときは、次の言葉を後ろに足すだけでも変わります。
よく使われる追記ワード(英語/日本語)
- film grain(フィルム粒子・フィルムグレイン)
- faded colors(色あせた色合い)
- 1970s Japan(1970年代の日本)
- retro print texture(レトロな印刷テクスチャ)
- soft warm light(やわらかく暖かい光)
全部入れなくても大丈夫です。写真風なら「film grain」と「faded colors」が使いやすいですし、ポスター風なら「retro print texture」が効きやすいです。街並みや人物には「1970s Japan」を足しておくと、全体の迷いが減ることが多いです。
SeaArt AIで昭和レトロ画像を試してみる
ここまで読んで、まず一枚出してみたいと思ったら、最初は凝りすぎない方がやりやすいです。街並み、純喫茶、人物のどれかひとつに絞って、短めのプロンプトから試すと方向が見えやすくなります。
最初から完璧な一枚を狙うより、出てきた画像を見ながら少しずつ寄せていく方が早いです。たとえば、画面が新しすぎるなら「faded colors」を足す、空気が軽すぎるなら「film grain」を足す、といった調整だけでもかなり変わります。
SeaArt AIを使って、こうした微調整をしながら昭和レトロの画像を試しやすいです。素材サイトで探して終わるのではなく、自分の頭の中にある昭和の景色をそのまま形にしたいときは、このやり方の方がしっくり来ると思います。
🙌詳しい手順は動画で確認できます。
まとめ
昭和レトロのAI画像は、難しいことをたくさん覚えなくても作れます。何を見せたいかを先に決めて、年代感と質感を少し足すだけで、画面の雰囲気はかなり変わります。
最初の一枚なら、街並み、純喫茶、人物のどれかに絞るとやりやすいです。そこから色味や光を少しずつ寄せていけば、自分の中にある昭和の空気に近づいていきます。ぜひ試してみてくださいね~
2026041101







